米子市公会堂の利用促進の会・第1回

 昨日、米子市の主催により、第1回目の「利用促進の会」が開催されました。
この会は、改修後の米子市公会堂により多くの人が集まり、まちのにぎわいに貢献するために、米子市と市民が協同で検討する会議です。

今回は初回ということもあり、まずはさまざまな意見交換に終始しました。
主な協議内容をまとめましたのでご覧のうえ、ご意見をお寄せ下さい。

 米子市公会堂の利用促進の会 第1回協議内容



日時:2011年6月1日 19:00−20:30

場所:米子市役所第2庁舎 2階会議室
出席者:米子市文化協議会を中心とする利用者・建築家ら15名、米子市役所文化課


1.米子市より当会の趣旨説明

・この会は、米子市役所文化課が主催し、召集する。

・存続改修の方針が決まった米子市公会堂の利用者が増え、「まちのにぎわい」をどう増やすかについて、知恵を集める会である。

・現状の大ホール利用率は64%で、鳥取県内では3位(米子市文化ホール、梨花ホールに次ぐ)と低くないが、利用人数は少ない。今回の改修にあわせ、利用が広がる形の案を出したい。
・会でまとめた内容は、米子市役所の公会堂改修プロジェクトチーム(企画部長を座長として、近日中に立ち上がる)に意見として上げる、などの方法を考えている。

・米子市の方針の改修方針として、

   1)耐震補強工事は行う。

   2)設備や従来の状態に戻すレベル。「必要最低限」の改修とする。

   3)利用促進について市民の意見を聞く。

「必要最低限」とはいえ、利用促進のために○○のようなイベントをするために設備を増強する、という改修考えられる。


2.会の名称等
・会則や要項は設けず、自由な意見交換の場としたい。

・会の名称は「米子市公会堂 利用促進の会」とする。

・座長を、米子市文化協議会の小谷幸久とする。

・ホール部分だけではなく、付属館、前庭、トイレ設備など、総合的に意見交換する。

・参加者は15名程度とし、開催の都度、米子市文化協議会の判断で調整して召集する。


3.「成人式」の開催
・「米子市公会堂で成人式をしたら?」という話題から、次のような意見交換があった。

・成人式は振袖を着た人など千数百人が一度に集まる。送迎車が集中するため、その乗降場所が必要。

→(意見)何十台の送迎ができるホールはほとんど無いはず。どのホールも工夫して対処できている。


4.駐車場について
・「駐車場が利用のネック」という声が多い。

・公会堂前広場を駐車場化できないか?

→(意見)平地ではせいぜい200台分にしかならない。敷地が狭く立体駐車場化は難しい。

     周辺商業施設との連携面からも、周辺駐車場の利用を図るべき、という意見が多かった。

・エルモール等、周辺駐車場活用の利便性を図るべきだ。周辺駐車場が1500台くらいある。

・駐車場代の割引が必要で、100〜200円が望ましい。一方で文化ホール・コンベンションの駐車場も同程度に有料化すべきである。全国的にも駐車場は有料のホールが多いだろう。松江のプラバホールも200円程度の駐車料金になっている。


5.米子市の主催イベントについて

・米子市が主催するイベント開催も検討余地がある(文化課の発言)。最近は指定管理事業者への委託事業が多いが、主催事業の再開も検討したい。

・ただし、市主催の場合はチケット販売力が弱いので、文化団体に協力を願いたい。

6.青少年の利用について

・小学校の合同音楽祭など、子供たちの教育の場として使って欲しい(米子市への要望)

・市民団体が主催する子供向け文化イベントについて、小中学生へ米子市より広報できないか?

・高校生については、演劇などの発表をコンベンションでしている場合が多い。これは、県の施設であるコンベンションが、高校生の利用料金を無料にしているためである。舞台性能としては劣るコンベンションを利用しているのが残念である。


7.リハーサル室や楽屋通路などの利便性

・施設面で特に不便な点は、特に以下の点である:

   1)リハーサル室が3階にあること

   2)楽屋通路が狭いこと

   3)管理棟の部屋に防音性能がないこと

   4)搬入口が狭く、車が入りにくい。
・多くの団体が交互に演奏するイベント(吹奏楽コンクールの中国大会など)では、上記の問題により、イベントの進行が困難になる。

・これらが解決すれば、吹奏楽コンクール中国大会(現在、鳥取県内では梨花ホールまたは未来中心で開催)などの誘致も可能性がある。中国大会が誘致できれば、本番前の何日かも練習利用が多く、利用率が大幅に上がる。

・リハーサル室が3階にあるため、高齢者によっては使えない。

・管理棟の部屋には防音設備が無いため、音量が大きい音楽団体は使用できない。会議利用にも制約が出ている。

・現在は大きな空調がある地下室などは、改修後はスペースが空くはずである。ここにリハーサル室を持ってこられないか?


8.練習利用について

・練習利用も重要な利用である。

・ホールによっては、利用料の本番利用と練習利用を分けるだけでなく、2週間前や1週間前など直前に空いている時間帯に特別割引料金を設定するなど、練習利用を促進している事例もある。

・管理棟に、防音設備に加えて、ピアノ(アップライト可)を設置してほしい。

・管理棟は敷地余裕がある。初めから「改築しない」結論ありきではなく、柔軟に検討してほしい


9.自治体による広報活動について

・島根県に比較すると、鳥取県・米子市のイベントはTVでの案内が少なく感じる。

・米子市がTV局等とタイアップできる可能性はないか?


10.改築の考え方について

・一般的に、改築してから10年程度利用率が上がる。そうなるためには、「公会堂が生まれ変わった」「明るくなった」「きれいになった」ということが伝わる改装にして欲しい。

・市民会議で、以前アンケート調査を行い、その結果を反映して図面を作成した。次回はそれを元に提案する。

・今後10年以上「公会堂を存続改修して良かった」と言われるよう、最高の設備を備えてほしい。


11.前庭の利用等について

・公会堂は米子の一番良い場所にある。ホール利用だけ無く、前庭の活用等により、まちのにぎわいを生み出せる可能性がある。

・管理棟への飲食店テナントなどにより、普段から足を運びやすくする可能性もある。

・音楽や、祭りの練習など、いろいろな可能性がある。

・前庭など周辺の利用が、ホール本体の利用促進にもつながる。

・現在では正面の門が常に閉まっているなど、入りにくい運用になっている。

・現在は、文化関係者以外(特に30代前後の世代)は親しみにくい印象がある。これが市民アンケートで3割を超える反対意見になっているのではないか。

・市民会議によるワークショップでも意見が集まっているので、次回は集約して提案する。


12.重要文化財指定を目指すことについて

・「文化財化を目指して欲しい」という意見があった。

・一方で、「20〜30年後の文化財化」に向けて今から取り組むのは難しい、との意見もある。

・少なくとも、今回の改修ではデザインは保持する。


13.次回の予定

・今回は初回だったので、さまざまな意見交換に終始した。

・次回は  7月5日(火)19:00〜、米子市役所第2庁舎

   ・ホールに望まれる要件のまとめ

   ・ワークショップによる提言のまとめ

   ・利用者アンケートの結果を反映した改築図案、などの資料を準備し、討議する。

・次々回は 7月20日(水)19:00〜、米子市役所第2庁舎

・7月末頃に業者選定が予想されるので、当会の議論は早いタイミングで推進したい。


 以上

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